フガフガ日記

カレーブログ、お着物ブログを経て、食いしん坊で甘えん坊で弱虫で賢くておバカな我が家の可愛いフレンチブルドッグとの日々を、のんびり綴ります

外耳炎、中耳炎

すっかり元気です

ニコラスくん、その後の経過も良好で体力もすっかり元通り!


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こーんなに走り回っております。

中耳炎と頸椎ヘルニア発覚後ステロイドと安静で12kgまで減ってしまった体重も、2月頃から戻り始め最近は13.8kgとか14kg弱をキープ中!




耳の傷は一見わからないくらいで広範囲に剃られていた毛も大分生えてきました。


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こんなにキレイに!





しかし実はまったく安心しているわけにもいかないのです。


ニックの中耳炎は外耳道が狭く耳垢腺の過形成が原因でした。これは両側性のことが多く、今は正常でも左耳も要注意なのです。自宅で中性液での洗浄は続けていますが、7月にはまたCT検査をします。それに炎症を起こすのは手術直後だけではないのでまだまだ心配です。同じ手術をして1年後に炎症を起こし脳炎になってしまった子もいるのです。





ところで、元々のかかりつけの病院は東洋医学推しなのですが今回の外耳道切除のこともとても心配して下さり、顔面麻痺は鍼灸で治りますよ!と言われておりました。


結局ニックはごはんも上手に食べるしヨダレも増えてないし生活に支障はありませんが、ドライアイや怪我など眼が心配。ヒアレイン液の点眼は欠かせません。鍼灸は高額ではないし、効果はなくても受けて損はないだろうと施術していただきました。



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前にも受けたことがありましたが、もちろん痛くも痒くもないらしく終始キョトンニック。そして疎經活血湯という漢方薬も処方されました。



1週間程で効果が出てくると言われていましたが…記事1枚目の写真でお気づきでしょうか!?右耳ピーン!なのです!左耳程じゃないけれど動くようになったのです。




そしてそして、ご覧ください。

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笑顔がかわゆいでしょ?じゃないんです!(かわゆいけど)
右の口角上がりまくりなのであります!



片びっこの笑顔だったのに(これもかわゆいけど)

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右口角UP!

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時間が経過したからかもしれないし鍼灸の効果かどうかは正直わかりませんが、、、徐々にですが右瞼の動きも良くなってきてしっかりした瞬きを2度程目撃したし、目に見えて回復しているのは嬉しい限りです。



先日は2回目の施術に行ってきました。ニックの回復ぶりに先生ドヤ顔でした笑 この調子で目を閉じられるようになってほしいな。鍼灸はもう1回受ける予定です。













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手術のこと

*傷の写真があります


5月10日

運命の日。

この日までの2〜3日は飼い主心配が過ぎて、手術ボイコットを企てたり奇跡的にすっかり治り「手術しなくてよくなりました!」と言われるという妄想をしたりして過ごしました…。



とにかくそうはいかないという事はわかっているようないないような気分でとうとうこの日を迎えてしまいました。



いつもの日帰り処置のような雰囲気でニックを預ける。優しい先生にわしゃわしゃするニック。可愛がってもらえて嬉しい。



お昼前くらいから2〜3時間?の手術だとか。安静のため今日は面会出来ませんが夕方以降連絡が来ます。心配で心配で心臓が痛い…。


そして、長い時間が過ぎ連絡が来たのは21:00頃!手術は無事終了し、気切することもなく麻酔覚醒後の呼吸も安定しているとのこと。しっかり痛み止めを使っているため時々目は覚めるけれどボーッとしてほぼ安静に眠っている様子。



とりあえずほっとしました。。。





5月11日

さっそく面会へ!



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痛々しいけど…思ったより元気そう!病室からしっかり自分で歩いて来たそうです。



やはり右の顔面麻痺にはなってしまいました。麻痺側のほっぺにゴハンがたまってしまい上手に食べられるまで時間がかかることも多いそうですが、なんとニックはまったく上手に食べるそうです。ニックらしい笑 全身状態も良いし、なんと明日退院出来そうですよとのこと!長ければ1週間の入院のはずが…。うれし〜



明日お迎えに来るからね!もう1日だけガマンね…

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5月12日

ニック、無事退院!
抗生剤はラリキシン500mg×2/10日分、痛み止めはプレビコックス57mg 1.5t×1/5回分、ドライアイ予防のためヒアレイン点眼液0.1%が処方となりました。点眼は1日3〜4回します。


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目を細めても右目はパッチリのままで右の口角も下がっています。




元気とは言っても2日間はとにかく寝て過ごしていました。


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痛みもあるだろうし疲れたね。。。もちろん安静が必要なので助かりました。しかし食欲だけは相変わらず!麻痺もなんのその、ほんとに上手に食べます(^m^ )


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ヨガの邪魔も忘れない。カラーをしながらもひっついてくるので飼い主にカラーが刺さる。結構痛い。ニックの痛みに比べたらへっちゃらだけどね!笑



麻痺のため右目は閉じません。

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ん?待てよ、、、


4年前

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2年前

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昔からやないかーいっ


取り乱しましたが…眠っている時はともかく常に閉じないので散歩中とか注意しなくちゃ。



カラーは外さないように言われましたがさすがいい子ちゃんのニック、耳も目もまったくいたずらしないのでカラーを外して過ごしたりもしました。


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5月16日

受診日。包帯が取れました!



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おお縫ってるね〜 剃刀負けもしてる。痛々しいけれどニックは気にしている様子もなく痛がることもなく短時間の散歩もでき、元気に過ごす。ニックは掻いたりして触ることが一切なかったので本当に助かりました。




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まぁめんこい!右目は細まらないね。右耳も動かなくなりました。なので走るとパタパタしてそれがまためんこい❤︎




5月27日

抜糸。


先生にもひとしきりわしゃわしゃし、すっかり元気になっちゃって〜と喜んでくださいました。


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きれいな傷です。



かたびっこの笑顔になってしまったけれど

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かわいさ元気超絶爆発中!手術でわしゃわしゃも治るかも⁉︎とちょっぴり期待しましたが治りませんでしたぁ!はははー




このブログに立ち寄りニックのことを気にかけてくださった皆さんにも本当に感謝しています。お気持ちとても嬉しかったです!ありがとうございました。

















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病気のこと〜6

1月24日

飼い主は決意しました。今更だけど…セカンドオピニオンを受けようと!最低でもオトスコープがある病院じゃないと、と考えるとやはり大学病院がよいだろう。早速予約の電話をし前医にもその旨を報告。前医は快く今までの経過を引き継いでくださるとのこと。






1月29日

ニックは今日もめんこい。昨日よりめんこい。日々めんこい。しかし…なんだか違和感。


そして気がつきました。顔が右に傾いてる…。


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斜頸です。この症状が出るかもということは聞いていました。今は痒がるわけでも痛がるわけでもない、耳垢が目に見えて出るわけでもない、症状があまりなく重症の中耳炎だなんてとても信じられない元気さ。でもこの斜頸を見た時に、確実に蝕まれているんだと感じました。




2月1日

動物医療センター初診。


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この日はさっそくCT検査。


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やはり右側だけ閉塞や石灰化が見られます。ただ、症状が斜頸だけなのとOpeのリスクを考えると、もう少し洗浄して様子を見ることはできそう。しかし最終的にはOpeしかないでしょうと…。


次回の処置まで特に内服薬は不要ですが、家でも中性水で1日おきに耳洗浄をしていくことになりました。






この頃は斜頸がひどく

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アイーンと元気に走っていても顔はもちろんのこと、どんどん右カーブを攻めていきます。本犬は直進のつもり。



めっちゃかわゆい斜頸

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2月23日

動物医療センター再診。誰でも大好きニックは(^^;ここの先生たちも大好きなので嬉しい笑顔でわしゃわしゃです。


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麻酔下での洗浄。
ニックは特に耳道が狭いそう。また、前医でも言われていましたがアレルギーや感染が原因ではなさそうでした。



また、左耳は正常ですがやはり耳道が狭くこのような中耳炎を起こす場合たいてい両側性なので、この狭さは危ないかもとのこと。飼い主ショック…。

麻酔下なので左耳の洗浄もしてくれてはいて、家でも中性水洗浄をすることになりました。




3月17日

麻酔下での洗浄。
状況は変わらない。次回CT検査をして評価をすることになりました。少しでも改善するか現状維持出来ていなければ、いつまでもこんな麻酔下の治療はリスクが高い…。



先生からは、外耳道切除について詳しい説明もありました。そろそろ決断の時が迫っている予感…。




4月14日

麻酔下での洗浄とCT検査。


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若干ですが悪化していました。軟骨の石灰化が進んでいます。進むにつれ激痛が襲うそうです。しかもますます手術操作が難しくなるとのこと。




飼い主はもう覚悟をしていました。私だけが反対していた手術。合併症の怖さにばかり気を取られこんなに何度も麻酔下の治療をして良くならないのに、どうしても踏み切れなかった手術。


飼い主のせいでニックに1番良い治療が出来ていなかったと思います。家族も先生たちもきっと困っていただろうな…。言葉を選んで、みんなが優しく励ましてくれていました。今ならわかります。




そして5月10日に手術をすることが決定しました。



入院当日に手術で、週末に何かあっても病院が対応出来ないためたぶん週明けの退院となるので1週間程入院です。


改めて、短頭種の麻酔のリスクや手術後一時的に気管切開をして呼吸管理することもあること、右顔面麻痺、ドライアイ、感染等の合併症についても先生からお話がありました。


心配が募る…。でも仕方がない。ニックと先生たちを信じるしかない。とにかくニックが痛くないように辛くないように、そして命が無事でありますように。。。祈るばかりでした。





つづく













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病気のこと〜5

12月9日

運動器病院再診。経過良好。散歩開始してもほぼ症状はないしそろそろ肝機も悪くなってきたしステロイド止めになりました!いちおう痛み止め(リマダイル75mg)は処方されましたが定期では内服不要です。


短時間とはいえお散歩出来ることはいいことだ。ニックの笑顔が違います。トイレわしゃわしゃもしなくなった笑


おうちで遊んでいても


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は、激しい!飼い主の方はハラハラです(;^_^A






12月11日

麻酔下オトスコープ3回目。
やはり耳道腫脹のため水平耳道までたどり着けずとのこと。抗生剤も耐性を考え1度止め。


先生からは外耳道切除のことを再度説明されるも、次回は年明けにオトスコープ治療を試みてみることになりました。かなり厳しい状況ということは念を押されました…。



それでも一縷の望みにかける思いの飼い主でした。根拠はないけれど…。






12月17日

運動器病院再診。経過良好。無理しなければいつも通りお散歩OKとなり年明けに再診です。




耳のこともあるので喜んでばかりはいられませんが、悲しいことは一時忘れ、クリスマスや年末年始、ニックのお誕生日とささやかながら楽しい我が家でした。



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↑とくに意味のない写真。





ステロイド止めとなってから飲水量も排尿量&回数も減り、徐々にいつも通りに戻っていきました。定期購入では足りず追加注文していたトイレシートも、もう大丈夫そう笑




ニックには嬉しい大きいダンボール

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ごはん増やしても増えなかった体重も徐々に戻りお誕生日の時には12.8kg。






2016年1月8日

麻酔下オトスコープ4回目。処置前の血液検査で肝機も正常値になっていました。


処置の結果は…やはり効果的な治療は出来ず。本格的に外耳道切除を考えるしかない…。症状がないし緊急性はないけれど悪化するほど難しくなるOpeなので、次回は麻酔下ではないオトスコープ、耳垢検査を行い検討することなりました。検討とは手術日を決める的な具体的な外耳道切除の話です。。。ずーっと続けていた点耳薬もやめることになりました。




耳に雪が入るのではと帽子を被せる。可愛いからではないのです(可愛いけど)。


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この頃このように飼い主のちょっとおかしな言動が見られるようになり、メンタル面変動が心配される。本人は自覚なし。今考えるとみんな優しかった笑





1月23日

オトスコープ検査。もちろん状態は変わりなし。いえ、悪化しているのかも。2月に外耳道切除を行う流れとなり、家で日程など話し合い病院に電話連絡することになる。




どんなに話し合ってもどうしても手術に踏み切れない…。先生はオトスコープの画像や動画、検査結果を示しながらいつも丁寧に話してくれてもうどうしようもない状態なのはわかっているはずなのに、、、どうしても踏み切れない。ニックにとって1番よい選択をしたいけれど、、、。





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つづく















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病気のこと〜4

11月24日

麻酔下オトスコープ2回目。
ヘルニアの症状は日々軽くなり耳の症状もないのですが、この日体重がなんと12kg。2ヶ月程で3kgも減ってしまいました。。。


ステロイドの副作用や安静により筋肉の低下があるとはわかっていつつ、先生に12kgと言われた時には「え!!」と叫んでしまった…。そんなに急激に痩せてしまうなんて…と涙が出そうになりましたが先生に「それでも痩せてる方じゃないからね〜まだまだポッチャリだね〜ははは〜」と言われずっこけました(古い)。涙も引っ込んだ笑



12kgの頃

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痩せちゃって…

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あれ、この写真は普通にブーデー^^;





オトスコープの話に戻りまして、この日はやっとポリープ切除することができましたがポリープの根が広すぎ深すぎで取りきれず、とても鼓膜までたどり着けなかったとのこと。


ニックの場合、耳道閉塞のためオトスコープでも鼓膜を見ることができていません。この外耳の状態だとたぶん中耳炎も起こしているので、今日のポリープ切除部位の腫れが引いた頃に鼓膜の辺りやさらに中耳も洗浄治療できればベストだそう。

ヘルニアでステロイドは内服中なので抗生剤と点耳薬が再度処方になりました。点耳薬は今までステロイド入りでしたがステロイドなしの点耳となりました。抗生剤はセファレキシン500mg×2/dは変わりなし。


しかし、ここまで治療して改善がみられないのでとうとう外耳道切除についても説明されました。初診の時にも最終手段として外耳道切除のことも少し聞いていましたが、最終手段でしょーとあまりきちんと聞いていなかったというか聞きたくなかったというか。流していました先生の話。



外耳道切除はとても難しい手術で、特に術後の感染や顔面麻痺、顔面麻痺に伴うドライアイ等合併症が恐ろしく、感染があると激痛だし再手術だし繰り返すこともあるとのこと。




なんだか茫然として聞いてしまった…。嘘でしょ…。





もちろんネットでこれでもかと検索。

外耳道切除をして感染してしまい激痛に苦しみ安楽死まで勧められた子。術後に感染を起こし脳炎になってしまった子。ニックにも起こり得るのかと信じられない気持ちでした。



でもOpeをしてすっかり元気になった子もいました。




そんな飼い主のたくさんの心配をよそに、今回の処置後もニックは元気でヘルニアの症状もどんどん良くなり、安静がストレスになってきました。




ある日のお留守番後…


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ギャーッΣ(・□・;)こんな乱れ具合赤ちゃんの時以来。でも元気出てきたーと嬉しかったですへへへ。






12月3日

トイレの乱の翌日、運動器病院再診。経過良好で、プレドニン10mg/dに減量となる。そして短時間のお散歩OKとなりました!






つづく








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病気のこと〜2

ステロイドの副作用で飲水量がハンパない。ガブガブです。1日2000mlは飲むので排尿量もすごい。抗生剤のせいか嘔吐もやや増えました。もともと嘔吐が少ない子なので少し心配でしたが相変わらず食欲旺盛で良いうんPだったので、様子を見ました。



しかも耳の病院は、メールで検査結果を送ってくれたり相談もできて大変助かりました。





10月13日AM

持病の馬尾症候群の定期受診。耳の病院とは違い運動器専門の病院です。経過良好だけれど、寒くなるこの時期に悪化しやすいため念のため来月にも1度受診となりました。



同日PM

耳の病院再診。内服の調整です。
抗生剤とステロイドを飲み始めて1ヶ月なので、それも心配です。そして耳の状態はやはり良くなく効果が微妙なので一旦ステロイドは中止となりましたが、抗生剤は飲み続けることになりました。



秋も深まってきた頃

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11月3日

耳の症状はなく元気に過ごしていましたが、なんとなく後ろ脚の動きが気になる。寒くなり馬尾症候群の症状が出てきたと思い運動器病院へ。



ひどい状態ではなく、鎮痛剤で様子を見ることになりました。リマダイル75mg1×/d処方され1週間後再診となりました。





11月10日

麻酔下オトスコープの日。
朝から絶飲食で食いしん坊なのにかわいそう。最近は飲水はOKだったりするけれど、そこは施設によるよね。仕方ない。



10:00にニックを預け、飼い主は家で待機。お迎えは夕方から夜になります。時間が長く感じます。潔癖症なみに掃除をしたり。まぁややぺき傾向あるんだけどね。


18:00過ぎにやっとTELが鳴りお迎えに行きました。


しかし、なんとこの日は耳道の腫脹がひどくポリープ切除は出来なかったとのこと。何度か処置が必要という意味をやっと理解しました…。


またしばらくステロイドと抗生剤の内服、点耳を再開して腫脹が引くのを待って後日再度処置となりました。



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緊張や痛みで疲労したのでしょう。帰宅後グッタリ…。



良くなっているかもという期待は裏切られショックだったけれど、それでも次回はポリープ切除出来てきっと良くなるだろうとまた根拠もなく思う飼い主なのでした。。。



採血等で両前脚のおけけを剃られました。

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茶色い毛の下は色白ちゃん。





11月11日

運動器病院再診。
脚の症状はすっかり良くなり、先生も大丈夫そうだねということで年明けに再診となりました。ひと安心です。




しかし…13日の夜からおかしな症状が出て14日に急変してしまうのです…。







つづく














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病気のこと

ニックの病気のことを飼い主の健忘録的にも書いてみようと思います。





2015年7月頃

右耳を掻く仕草がみられ、左に比べると耳垢も増えました。
そしてわしゃわしゃと耳の根元?首の辺り?を撫でて可愛がってもらった時に、ギャンッと鳴くこともありました。この頃は原因が耳なのか首なのか悩ましいところでした。


ただ、掻く仕草は2回くらい目撃しただけで、前に左耳が気になり受診した時も何ともなかったこともあり、そのうち病院に行こうくらいで様子を見ていました。




9月14日

夏に飼い主が外耳炎になってしまい耳垂れが出ていたのですが(余談)、9月に入ってなんとニックの右耳からも緑色の耳垂れが!!臭いし。そして慌ててオトスコープがある病院を探して受診しました。(いつかのBUHIで、オトスコープじゃないときちんと診断がつけにくいという記事を読んでいたので。)



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人見知りがないので初対面の先生や看護師さん、他わんにわしゃわしゃしたけれど診察台では緊張しています。



飼い主も立ち会わせていただいてさっそくオトスコープでの検査です。
まずは症状のない左耳は異常なしです。
心配な右耳は、左耳とまったく違い、同じ耳の中か!?というくらい様子が違う…。しかも閉塞してしまって水平耳道どころか垂直耳道すら入りづらい状態でした。



この時点では炎症も起きていたので、まずは抗生剤とステロイドの内服、点耳をしていくことになりました。(セファレキシン500mg×2 プレドニン10mg/d)
稀に内科的治療のみで改善することもあるようです。きっと薬だけで治っちゃうぞーなんて思ったりしていました。





9月20日

再診。
耳垂れはまったくなし、耳を掻くこともなく、痛がることもなく…と言っても触ってないので痛くないのかは不明ですが。見える範囲で耳垢も増えてない。飼い主は、薬ですっかり良くなったわという気持ちでした。


しかし、オトスコープの結果は思わしくなく、消炎効果を期待してもうしばらく内服を続けていくことになりました。




10月5日

再診。
やはり症状はなく、悪化しているとは思えず、今度こそよくなっているはずという飼い主の期待虚しく、痛みと恐怖のためオトスコープ検査もままならい状態。


検査中待合室にいると、「ギャンッ」と叫び声が聞こえ、一緒に待っていた方が「あらー可哀想に!」と私を気遣ってくれました。優しくされた途端涙が出そうになりましたが、なんとなくニックの声じゃない気が…と思っていたらやっぱりニックじゃなかった f^_^;) でもああいう声を聞くのは本当に心が痛みます。


内服はこのまま続け、耳道閉塞の原因と思われるポリープ切除と耳洗浄を麻酔下でしていくことになりました。しかも1回ではなかなか改善しないとのこと…。2〜3週間毎に数回行う場合もあるとか。


麻酔も心配だしでも悪化するのも心配だし…。しかしあのオトスコープの画像を見てしまった飼い主は、もう先生にお任せするしかない気持ちでした。そしてこの時点ではまだ、飼い主心配しながらもまぁ治るものだろうと根拠もなく思っていて、どちらかというと麻酔の心配ばかりしていました。


そんな飼い主の考えがどんなに甘かったか、後々思い知ることになります…。






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つづく












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