1月24日

飼い主は決意しました。今更だけど…セカンドオピニオンを受けようと!最低でもオトスコープがある病院じゃないと、と考えるとやはり大学病院がよいだろう。早速予約の電話をし前医にもその旨を報告。前医は快く今までの経過を引き継いでくださるとのこと。






1月29日

ニックは今日もめんこい。昨日よりめんこい。日々めんこい。しかし…なんだか違和感。


そして気がつきました。顔が右に傾いてる…。


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斜頸です。この症状が出るかもということは聞いていました。今は痒がるわけでも痛がるわけでもない、耳垢が目に見えて出るわけでもない、症状があまりなく重症の中耳炎だなんてとても信じられない元気さ。でもこの斜頸を見た時に、確実に蝕まれているんだと感じました。




2月1日

動物医療センター初診。


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この日はさっそくCT検査。


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やはり右側だけ閉塞や石灰化が見られます。ただ、症状が斜頸だけなのとOpeのリスクを考えると、もう少し洗浄して様子を見ることはできそう。しかし最終的にはOpeしかないでしょうと…。


次回の処置まで特に内服薬は不要ですが、家でも中性水で1日おきに耳洗浄をしていくことになりました。






この頃は斜頸がひどく

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アイーンと元気に走っていても顔はもちろんのこと、どんどん右カーブを攻めていきます。本犬は直進のつもり。



めっちゃかわゆい斜頸

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2月23日

動物医療センター再診。誰でも大好きニックは(^^;ここの先生たちも大好きなので嬉しい笑顔でわしゃわしゃです。


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麻酔下での洗浄。
ニックは特に耳道が狭いそう。また、前医でも言われていましたがアレルギーや感染が原因ではなさそうでした。



また、左耳は正常ですがやはり耳道が狭くこのような中耳炎を起こす場合たいてい両側性なので、この狭さは危ないかもとのこと。飼い主ショック…。

麻酔下なので左耳の洗浄もしてくれてはいて、家でも中性水洗浄をすることになりました。




3月17日

麻酔下での洗浄。
状況は変わらない。次回CT検査をして評価をすることになりました。少しでも改善するか現状維持出来ていなければ、いつまでもこんな麻酔下の治療はリスクが高い…。



先生からは、外耳道切除について詳しい説明もありました。そろそろ決断の時が迫っている予感…。




4月14日

麻酔下での洗浄とCT検査。


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若干ですが悪化していました。軟骨の石灰化が進んでいます。進むにつれ激痛が襲うそうです。しかもますます手術操作が難しくなるとのこと。




飼い主はもう覚悟をしていました。私だけが反対していた手術。合併症の怖さにばかり気を取られこんなに何度も麻酔下の治療をして良くならないのに、どうしても踏み切れなかった手術。


飼い主のせいでニックに1番良い治療が出来ていなかったと思います。家族も先生たちもきっと困っていただろうな…。言葉を選んで、みんなが優しく励ましてくれていました。今ならわかります。




そして5月10日に手術をすることが決定しました。



入院当日に手術で、週末に何かあっても病院が対応出来ないためたぶん週明けの退院となるので1週間程入院です。


改めて、短頭種の麻酔のリスクや手術後一時的に気管切開をして呼吸管理することもあること、右顔面麻痺、ドライアイ、感染等の合併症についても先生からお話がありました。


心配が募る…。でも仕方がない。ニックと先生たちを信じるしかない。とにかくニックが痛くないように辛くないように、そして命が無事でありますように。。。祈るばかりでした。





つづく













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