ニックの病気のことを飼い主の健忘録的にも書いてみようと思います。





2015年7月頃

右耳を掻く仕草がみられ、左に比べると耳垢も増えました。
そしてわしゃわしゃと耳の根元?首の辺り?を撫でて可愛がってもらった時に、ギャンッと鳴くこともありました。この頃は原因が耳なのか首なのか悩ましいところでした。


ただ、掻く仕草は2回くらい目撃しただけで、前に左耳が気になり受診した時も何ともなかったこともあり、そのうち病院に行こうくらいで様子を見ていました。




9月14日

夏に飼い主が外耳炎になってしまい耳垂れが出ていたのですが(余談)、9月に入ってなんとニックの右耳からも緑色の耳垂れが!!臭いし。そして慌ててオトスコープがある病院を探して受診しました。(いつかのBUHIで、オトスコープじゃないときちんと診断がつけにくいという記事を読んでいたので。)



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人見知りがないので初対面の先生や看護師さん、他わんにわしゃわしゃしたけれど診察台では緊張しています。



飼い主も立ち会わせていただいてさっそくオトスコープでの検査です。
まずは症状のない左耳は異常なしです。
心配な右耳は、左耳とまったく違い、同じ耳の中か!?というくらい様子が違う…。しかも閉塞してしまって水平耳道どころか垂直耳道すら入りづらい状態でした。



この時点では炎症も起きていたので、まずは抗生剤とステロイドの内服、点耳をしていくことになりました。(セファレキシン500mg×2 プレドニン10mg/d)
稀に内科的治療のみで改善することもあるようです。きっと薬だけで治っちゃうぞーなんて思ったりしていました。





9月20日

再診。
耳垂れはまったくなし、耳を掻くこともなく、痛がることもなく…と言っても触ってないので痛くないのかは不明ですが。見える範囲で耳垢も増えてない。飼い主は、薬ですっかり良くなったわという気持ちでした。


しかし、オトスコープの結果は思わしくなく、消炎効果を期待してもうしばらく内服を続けていくことになりました。




10月5日

再診。
やはり症状はなく、悪化しているとは思えず、今度こそよくなっているはずという飼い主の期待虚しく、痛みと恐怖のためオトスコープ検査もままならい状態。


検査中待合室にいると、「ギャンッ」と叫び声が聞こえ、一緒に待っていた方が「あらー可哀想に!」と私を気遣ってくれました。優しくされた途端涙が出そうになりましたが、なんとなくニックの声じゃない気が…と思っていたらやっぱりニックじゃなかった f^_^;) でもああいう声を聞くのは本当に心が痛みます。


内服はこのまま続け、耳道閉塞の原因と思われるポリープ切除と耳洗浄を麻酔下でしていくことになりました。しかも1回ではなかなか改善しないとのこと…。2〜3週間毎に数回行う場合もあるとか。


麻酔も心配だしでも悪化するのも心配だし…。しかしあのオトスコープの画像を見てしまった飼い主は、もう先生にお任せするしかない気持ちでした。そしてこの時点ではまだ、飼い主心配しながらもまぁ治るものだろうと根拠もなく思っていて、どちらかというと麻酔の心配ばかりしていました。


そんな飼い主の考えがどんなに甘かったか、後々思い知ることになります…。






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つづく












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